【相談者　おまんブブ子】

　18才の専門学校生です。
　お恥かしい話ですが、エッチしているときアソコから変な音が鳴ります。
　AV女優さんのようなピチャピチャいういやらしい音ならまだいいのですが、わたしの場合は（彼氏の腰の動きに合わせて）「ぷぷぷ」とか「ぼ！」というおならみたいな音が妙にリズムカルに鳴り始めます。

　その音が鳴り始めるとわたしも彼氏も気が散ってエッチを中断してしまいます。
　で、もう一度エッチを再開しても、結局盛り上がるとまた鳴り始めるので、なんだかエッチ自体がしらけてきてしまうようになりました。
（わたし自身もエッチのときは「音をださないこと」のほうに神経が集中してしまい、ちっとも気持ちよくなれません。）

　当初は苦笑で済ませていた彼氏も、最近では、
「昔からこういう音が鳴っていたの？」
　とか聞いてきて、わたしが、
「そんなことない。Sクンが初めてだよ」
　答えると、彼氏は、
「いままで何人とエッチしたの？」
　と、わたしの経験人数をしつこく詮索してきて、わたしが、
「4人」
　と控えめに答えたところ、彼氏は、
「なんだよ。俺よりヤリマンかよ」
　と嫌味をいって露骨に不機嫌になってしまいました。
（本当はワンナイトを含む30人以上とエッチしています）(笑)

　そこで仲直りのエッチができればいいのですが、すればまた音が鳴りだすに決まっています。なのでここ2週間ほどエッチはお預けになっています。
　でもその間に彼氏はどんどん冷たくなって、最近ではlineしてもずっと既読スルーされています。
　なんだかこのままフラれてしまいそうで不安です。
　しかも「音」のせいでフラれるなんてみじめ過ぎます。

　そこでぼっちさんにお聞きしたいのですが、アソコから音が鳴らないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
　こんなに派手に音が鳴るのは本当に（30人以上とエッチしたうち）いまの彼氏が初めてなんです。

　じつは体位によっても音色(笑)が違います。
　彼氏がわたしの両脚を肩にかけて突いてくるときは「パス！　ポス！　パス！」というようなちょっと間の抜けた感じの音で、バックから突かれたときは「プー、プー、プー」とおもちゃのラッパみたいな感じの音、そして正常位のときは先ほど書いたようにさまざまな音が入り混じってリズムを刻みます。

　もしかしたら彼氏のサイズとわたしのサイズに問題があるのでしょうか？
　それで中に空気が入ってしまって音が鳴るのでしょうか？
（でもいままで「ゆるい」とかいわれたことはありません）
　ちなみにわたしはかなり濡れやすく、小陰唇もわりと大きいほうだと思います。
　そういうことも「音」に影響しているのでしょうか？
　真剣に悩んでいます。
　こんなこと誰にも相談できません。
　ぼっちさん、もし音が出ない方法を知っていたら教えてください。




A　その音を奏でているのはまんこではなくちんこです。

　エッチの最中、なんかの拍子におまんこから音が鳴るという現象は、誰でも何度か経験があるのではないでしょうか。
（ちなみに我々の業界ではその現象を「膣なら（ちなら）」と呼んでいます）
　しかしブブ子さんのようなカラフルな鳴り方は、ぼっちも体験したことがありません(笑)。
　しかも体位によって音色が変わるなんて、それはそれでとっても楽しいセックスになりそうな気もするんですが、そうはいかないんですか？
　いかないんですよね。
　だから悩んでおられるんですよね。
　わかってます。

　相談内容を読んでいてどうにも理不尽に思うのは、彼氏が「音の原因をすべてブブ子さんに押しつけている」ように感じられることです。
　だってブブ子さんはいままで何本か（って30本以上なわけですが）のちんこを挿入されて、そういうタイプの音が鳴ったのはいまの彼氏だけなわけでしょう？
　だったらむしろ彼氏のちんこのほうに問題があると考えるべきなんじゃないですか？
　当たり前ですがセックスというのは、おまんこ単体でできるわけじゃありません。
　まんことちんことの共同作業で成立しているんです。

　ここで唐突ですが、セックスを楽器演奏───仮にバイオリン演奏にたとえて考えてみましょう。
　このときバイオリン本体に相当するのがおまんこです。
　となると弓に相当するのがちんこということになります。
　ブブ子さんのバイオリン（おまんこ）は、いままで他の男の弓（ちんこ）でこすられても（ワンナイトで即興演奏をされても）妙な音を鳴らしたことはなかったんですよね？
　にもかかわらずいまの彼氏の弓でこすられると、どうにも滑稽な音が鳴り響いてしまう。
　そういうことですよね？
　ってことは問題は彼氏の弓の形状、あるいは弓の操作の仕方にあるのであって、バイオリン本体に欠陥がないことは明らかです。
　早い話が、

「おい！　変な音を鳴らしているのはお前なんだよ！　このど下手ちんこが！」

　ということになりますよね。
　それをいうにこと欠いてバイオリン本体に欠陥があるようなことをいって、挙句に人をヤリマン呼ばわりし（まあ、18才で30人以上とやっちゃったってなかなかのヤリマンだともいえますが）、勝手にいじけて八つ当たりするってどういう男なんざんすか。

　個人的にはいったんピストン運動をやめ、ちんこで（ゆっくりと空気を絞りだすようなイメージで）膣内を「捏ねるような動き」に変えれば、音はいくらかおさまるように気がするんですが、どうでしょう？　
　彼氏にはその提案を受け入れる器があると思いますか？

　それでも彼氏が原因をブブ子さんに押しつけていじけているようなら、別の演奏家の弓を使って「試し弾き」などをしてみたらいかがでしょう？
　きっといまの彼氏より素晴らしい演奏になると思いますよ(笑)。
　健闘を祈っています。

【相談者　おパンツ濡れ子】

　21才の女子大生です。
　半年ほどまえから中学3年の男の子の家庭教師をしています。
　その教え子（仮名Aクン）はジャニーズ系のとても綺麗な容姿をした男の子で、学校でも女子生徒たちのアイドル的存在のようです。（Aクンがそういっているわけじゃなく、私が彼の話を聞いてそう推測しました）
　ぼっちさんに相談したいのはそのAクンについてです。

　Aクンはまだ中学生にもかかわらず「自分は女の子になにをしても怒られない」という自信を持っていて、
「先生のおっぱいなにカップ？」
　とか、
「彼氏いるの？」
　とか、
「いくつのときファーストキスした？」
　など、答えずらいことをズバズバきいてきます。
　そのうえ行動もなかなか大胆で、さりげなく私の手を握ってきたり、髪の匂いを嗅いだりしてきます。
　私がたしなめると、今度は妙にあらたまって、
「彼氏がいないならぼくと付き合ってよ」
　といいよってきます。
　もちろん私はきっぱりと断りました。
「Aクン。先生はもう二十歳をすぎているんだよ。二十歳を過ぎた大人は中学生とは付き合えないの。もし付き合ったりしたら淫行って罪で捕まっちゃうんだよ」
「そんなのばれなきゃ関係ないじゃん」
「いい？　中学生は私の付き合う対象に入らないの。Aクンが大学生になってそのときまだ私と付き合いたかったら、そのときは考えてあげる」
　そんなふうに言いきかせてもAクンはまったくめげません。
　この間は私を抱きしめて胸にギュウっと顔を埋めてきました。

　ぼっちさんに相談したいのは、口では「Aクンとは付き合えない」などともっともらしいことをいっておきながらじつは私自身の気持ちがとても揺れ動いている、ということです。
　もっとはっきりいうと私はAクンとセックスしたいと思っています。
　半年間そんなふうにAクンと接しているうち、自分でも恥ずかしいくらい性欲が高まってきて、もうその欲望を抑える自信がありません。
　胸に顔を押しつけられたときは、頭が真っ白になって腰が抜けそうになっていました。

　思春期のAクンがセックス目的で私に迫っていることはわかっています。
（じつは私は顔に似合わずわりと胸が大きく、おそらくAクンは私の乳房に欲情しているのだと思います。ちなみにFカップです）
　というか、それがわかっているからこそAクンとセックスがしたいのです。
　家庭教師のバイトを終えて部屋に戻ると、下着が冷たく感じるくらいびっしょりと濡れてしまっていて、ネットで「女教師と教え子設定のAV」を検索し、それをみながら何度も何度もオナニーをしてしまいます。

　じつは２週間ほどまえには、1人で市民プールにでかけ、そこで高校生らしき（童貞風の）男の子を逆ナンパして、ラブホで「童貞教育」をしてしまいました。
　こんなふうに書くと私がいかにも大胆で奔放な女子大生みたいに思われるかもしれません。
　でも実際はその逆で、大学でも地味であまり目立たたず、まわりからは生真面目な堅物タイプと思われていて合コンなどにも参加したことがありません。
（それなのにラブホで「童貞教育」しているときの私は別人のようなヤリマン女でした）

　男性経験は1年まえまで付き合っていた彼氏1人だけです。
　その彼氏と別れてからほとんど男性との接触がありません。
　そのせいで自分で思っている以上に性欲がたまっているのかもしれない、そう思い市民プールで「逆ナン」してみたのですが（で、それはそれで超興奮してしまったのですが）それでもやっぱりAクンに対する性欲はまったく解消されていません。

　Aクンの初々しいペニスをお口でマッサージして精液を飲んであげたい。
　Aクンの目のまえでわれ目を広げて、各部位をじっくり解説してあげたい。
　そうして女子が一番感じるクリトリスの舐め方を教えてあげたい。
　騎乗位になって私のアソコの中にAクンのかたいオチンチンを埋めて、ぐちゅぐちゅに揉みほぐしてあげたい。

　そんなことばかり妄想しています。
　でも相手は中学生です。
　でも相手が中学生だからこそ「童貞教育」をしたくてしたくたまらないんです。

　このままAクンの家庭教師をつづけていたら、私は勉強を教えるのではなく本当に「童貞教育」をしてしまうような気がします。
　そうなってしまうまえにやっぱり家庭教師をやめるべきなのでしょうか？
　ぼっちさん、私はどうしたらいいでしょう？





A 「童貞教育」は果たして淫行なのか？

　まず濡れ子さんがAクンとセックスすること（濡れ子さんのいうところの「童貞教育」）は、「淫行」に当たるのか、どうか。
　ウィキペディアによると、

　淫行条例（いんこうじょうれい）は、日本の地方自治体の定める青少年保護育成条例の中にある、青少年（既婚者を除く18歳未満の男女）との「淫行」「みだらな性行為」「わいせつな行為」「みだらな性交」また「前項の行為（＝「淫行」など）を教え・見せる行為」などを規制する条文（淫行処罰規定）の通称である（正式な名称ではない）。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%AB%E8%A1%8C%E6%9D%A1%E4%BE%8B

　ということですから、これはもう完全にアウトですね。
（っていうか、濡れ子さんはそのまえに童貞高校生を「逆ナン」して「童貞教育」しちゃっているわけですから、すでに淫行条例を犯してしまっていますね）(笑)

　そのうえで申し上げるのもなんなんですが、ぼっち的にはAクン自身がいっている「そんなのバレなきゃ関係ないじゃん」という意見を支持たいと思います(笑)。
　なぜ支持するかというと、ぼっちも中学生時代に濡れ子さんのようなお姉さんから「童貞教育」を受けてみたかったからです(笑)。
（それにしても「童貞教育」って素晴らしいことばですね！）

　勘違いして欲しくないのですが、ぼっちは「淫行条例なんか無視していいんだ」といいたいわけではありません。
　たとえば幼児性愛者によるワイセツ行為は、とてつもなく残酷な所業だと思っています。当然ですが、そのあくどさに準じたなんらかの罰を受けさせるべきだとも思っています。
　しかしその種のワイセツ行為と「Aクンと濡れ子さんの場合」を、同じ「淫行」として扱うことができるのでしょうか。いえ、扱うべきなのでしょうか。
　ぼっちは違うような気がするのです。
　濡れ子さんは嫌がるAクンを自分の欲望にまかせてレイプしようとしたり、変態行為におよぼうとしているわけではありません。（精液を飲んだり、おまんこをくぱあっとする程度のことはぼっち的にはなんら変態行為ではありません）(笑)

　文面から察するに、まずAクンは女性全般に対して大いに自信を持っており、むしろその自信が「童貞脱却」を後押ししているようですね。つまり誘惑しているのはAクンのほうで、濡れ子さんはそれを受け入れるかどうかで悩んでいる、そうですよね？
　仮に濡れ子さんとセックスしたとしてもAクンが傷つくとは思えません。
　というか「年上女性による童貞教育」って、ときに少年にとって必要な「人類史的性教育の側面」もあるような気がしています。

　実際映画でも（小説でも）そういう「筆おろしもの」が数多く製作されています。
　美しい人妻役のジェニファー・オニールさんが、一晩だけゲーリー・グライムスくんの童貞教育につきあう「おもいでの夏」（1971年）、ラウラ・アントネッリさんがむちむちプリンプリンのメイド役で少年たちを挑発しまくる「青い体験」（1973年）、ぼっちの大好きだったジャクリーン・ビセットさんも「恋のスクランブル」（1983年）で童貞教育に励んでましたし、エマニエル夫人で有名になったシルビア・クリトリスじゃなくてクリステルさんも「プライベート・レッスン」（1981年）で童貞クンを大人にしてあげてました。ジョディー・フォスターさんが超絶に綺麗だった「君がいた夏」（1988年）も、エロエロしく、かつとても切ない青春筆おろし映画でありました。
　さてこれらの有名女優さんたちは少年に対して「淫行」をはたらいたのでしょうか？
　もちろん答えはNOです。
　もしこれが「淫行」だったら映画になりません。
　それどころかこれらの映画は「童貞教育を受けた少年たちが大人になってからその経験を回想する」というスタイルをとっていて、どれもたいへんノスタルジックで美しい仕上がりになっています。
　おそらく多くの（男の）フィルムメーカーたちは「童貞教育」に自分たちの青春を重ねているんですね。
（もしこれが「年上女性による童貞教育」ではなく、「成人男性による処女教育」を描いた映画であったら事情は大きく違ってきます。現在の基準でいうとポルノ映画、いえAVでさえその設定はNGです）

　本当のところぼっちは「年上女性による童貞教育」が悪いことだとはぜんぜん思っていません。
（もちろん相手が「精通後の少年」に限ってですが）
　だからといってここでもろ手を挙げて奨励するわけにもいかないので、「バレなきゃ関係ないじゃん」というAクンの意見を支持する、と申しあげているわけです(笑)。
　お察しください。

　ただひとつだけ忘れて欲しくないのは、もし濡れ子さんがAクンの精液を飲んであげたり、Aクンの目のまえで割れ目をくぱあっとしてあげたり、クンニの仕方を教えてあげたり、おまんこでAクンのチンコをぐっちゅぐちゅに揉んであげたりした場合、Aクンにとって濡れ子さんが一生を通じての「エロのミューズ」と化してしまう、ということです。
　Aクンはたとえ老人になってもときおり濡れ子さんのおまんこのワイセツさとそのときの興奮を思いだしてちんこを熱くすることでしょう。
　つまり「童貞教育者」ってそういう意味でなかなか責任重大なんです。
　いってみれば「その少年の生涯の女として契りを結ぶ」ってことなんです。　
　そのことを肝に銘じて「童貞教育」に打ち込んでくださいね(笑)。

【相談者】　もしかしてビッチ妻

　わたし、32才。
　夫、39才。
　娘、7才。
　結婚して8年目の専業主婦です。

「おまえが他の男とSEXしている姿をみたい」
　半年くらい前から、夫がこんなことを要求してきて困っています。
　そういうの「寝盗られ願望」っていうんですよね？
　夫はよくそういうサイトを見ていて本気みたいです。
　私は知らない男性とSEXするなんて嫌なのでずっと断っていました。

　それでも夫はこんなことをいって説得してきます。
「ここ最近おまえを女として見られない。でも他の男とSEXしているのをみれば嫉妬して女として意識できる。おれはおまえと出会ってからいままで嫉妬なんかしたことないからおまえが別の男とSEXすれば夫婦としてリフレッシュできるかもしれない」

　はあ？
　わたしが別の男性とSEXして夫婦関係をリフレッシュ？
　なに？　それ？
　どういうこと？
　最初はまったく理解できませんでした。
　でもネットでいろいろ調べてみると、そういう性癖の人ってけっこういるんですね。

　わたしたちの結婚後の夫婦生活は平均週1〜2回程度で、お互いとくに不満は感じていないと思っていました。それなのに夫のほうは、ひそかにそういう願望を募らせていたんですね。
　いくら夫婦でも性的な欲望ってよくわからないものなんですね。
　でもそれはわたし自身についてもいえることだったんです。
　わたしのほうこそ「自分の本当の性的欲望」を自覚していなかったのかもしれません。
　ほんの1週間ほどまえのことです。
　わたしにとって衝撃的なできごとがおこりました。

　夫からの「おれ以外の男とSEXしてくれ」という要求は、日を追うごとにしつこく、強硬になっていきました。
　ここひと月ほどは毎日顔を合わせるたびにわたしを説得にかかってきます。で、わたしが断ると子供みたいにいじけて、不機嫌になり、それでもまた翌日説得してくる。そのくり返しです。
　そしてわたしもついに我慢の限界を迎え、
「今度そんな頼みごとをしたら、家をでていく」
　と逆切れしてしまいました。
　そうしたら夫は、こんなことをいい始めたんです。
「おまえの気持ちはわかった。でも、試しもしないでNOといわれてもおれだって納得できない。いきなりSEXというのがきついんなら、まずおれと一緒にハプバーにいってみないか？　そこで見知らぬ男といちゃついてみてくれ。で、おまえが嫌悪感しか感じなかったら仕方がない。おれもあきらめる」
「いちゃつくって、どの程度いちゃつけばいいの？」
「それはおまえに任せる」
「………」

　結論だけ申し上げます。
　結局わたしは夫の説得に負けて渋々ハプニングバーに行きました。
　そしてバーテンさんのはからいで、ハプバーにきていた大学生と（夫のみているまえで）キスをすることになりました。でもキスだけでは終わりませんでした。そのあと夫と大学生とわたしとで個室に移動し、大学生からクンニをされました。わたしも勢いで（軽くですが）フェラをしてしまいました。
　で、そのときのわたしは、自分でもコントロールできないような激しい興奮に見舞われ、狂乱していたんです。
　そのあとは大学生の目のまえで、夫とSEXをし、何度も何度も絶頂に達しました。
　そのときの興奮の激しさに自分でも驚いています。
　じつはわたしも夫と似たような性癖というか性的欲望を隠し持っていて、そのことを夫は見抜いていたのかもしれません。

　夫はやはり「どうしても自分の妻（つまりわたし）の膣の中に他の男性のペニスが挿入されているところがみたい」といっています。
　それでもわたし自身は見知らぬ他人とのSEXに躊躇しています。
　でも、ハプバーでの体験を考えると、実際にクンニとかされたら自分がどうなってしまうか自信がありません。
　もしかしたらとんでもなく興奮してしまい、我を忘れてしまうかもしれません。

　ぼっちさんは、もしわたしが本当に別の男性とSEXしたとして、それで夫婦関係がよくなると思いますか？
　本気で悩んでいます。
　アドバイスをよろしくお願いします。




A　寝盗られ系夫婦のあるあるとは？

　「嫉妬心」というのは人間の感情の中でもとっても激しく、複雑なものです。
　その嫉妬心を利用してパートナーへの「愛情をリフレッシュさせたい」という旦那さんの気持ちは、ぼっちにもわからなくもありません。
　ですがぼっちはいままでパートナーに「寝盗られプレイ」を持ちかけたことも実行したこともありません。
　持ちかけたわけではないのに、彼女が勝手に別の男とセックスしてしまった。つまり「本当に彼女を寝盗られてしまった」ことなら何度かありますが(笑)。
　そのときの経験からいうと、嫉妬心が都合よく「愛情のリフレッシュ」につながるのかどうか、わかりません。ちょっとした気持ちの行き違いでそれは「八つ裂きにしたいくらいの憎悪」へと反転してしまうかもしれない。　つまり、ぼっちは「寝盗られプレイ」を実行して、「嫉妬心」をうまく取り扱えるのか、自分でもぜんぜん自信がないんです。
　なのでビッチ妻さんにまともなアドバイスはできそうもありません。

　しかしながらぼっちの知人の中に「スワッピング」や「乱交」など、（寝取られ系に分類できそうな）アブノーマルな快楽を探求している変態夫婦が４組ほどおり、ぼっちは仕事柄彼らから「変態夫婦の実情」をきいています。
　なのでここからは「変態さんたちからのまた聞き」になりますが、よかったら参考にしてみてください。

　まず「寝盗られ系プレイ」に興味を持つ夫婦の特徴として、「たいへん夫婦仲がいいこと」があげられます。
　とくに旦那さんのほうが奥さんに執着しており、最初に旦那から奥さんに「寝盗られプレイ」の提案がなされ、説得に負けた奥さんが実際にプレイをくりかえすうちに次第に快楽に目覚めて旦那の期待に応えてゆく、というのがこの4組に共通したパターンです。
　しかし意外にもその４組の夫婦のうち３組はすでに離婚してしまっています。

　以前からこのコーナーで何度か指摘している通り、アブノーマルなプレイというのは「1度始めると必ずやエスカレートしていく」という傾向を持っています。
　まあ、同じ水準のプレイだとすぐに飽きてしまい、以前のような興奮が感じられない。なので変態カップルたちは前回以上の興奮を求めて少しづつプレイを過激な方向に更新してゆくわけです。
　たとえば「寝盗られ系プレイ」でいえば、最初のうちは奥さんと別の男がセックスするだけだったのが、やがて男の人数が増えて乱交になっていったり、そこに「羞恥プレイ」や「淫語プレイ」、あるいは「SMプレイ」などがアレンジされたりといった風に。

　でもその「過激さの更新」はどこかのポイントで必ず頭打ちとなります。
　社会生活を維持しながらおこなうアブノーマルプレイには、（それがどんなタイプのプレイであれ）必ず「上限」というのものがあります。
　たとえば乱交にしたって妻とセックスする参加者の数にも限界がありますし、そもそも無闇に男の数だけ増やしても、それに比例して刺激が増すわけでもありません。
　で、知人夫婦たちもその「刺激の上限」に行き着いてしまったんですね。
　早い話、プレイが「マンネリの壁」にぶち当たってしまったわけです。
　で、そのマンネリの壁をどう攻略するか考えたとき、彼らは同じような結論にたどりつきました。
　彼らはどうやってその壁を乗り越えたのでしょう。

　答えは案外簡単です。
　パートナー自体を代えてしまえばいい。つまり、お互いに別のパートナーを見つけてもう1度変態プレイの仕切り直しをおこなう。まだアブノーマルなプレイを知らない相手を口説いて、初歩的なプレイスタイルからやり直す。それがもっとも効果的な性欲のリフレッシュになる。
　そのことにパートナー同士が気づいてしまったわけですね。
　そうなると変態行為で維持されていた夫婦関係は一気にしらけていってしまい、お互いに別のパートナーを求めあうようになる。
　それが3組の夫婦が離婚に至ったおおむねの経過です。

　残りの１組の夫婦は離婚こそしていないものの、現在はほとんど「仮面夫婦」のような状態で暮らしています。
　理由は旦那のほうが奥さんに内緒で乱交パーティーに参加し、それが奥さんにばれて、それをきっかけにして奥さんのほうも別の男と浮気するようになってしまったんですって。
　本当なら離婚するところなんでしょうが、さまざまな事情（おもに資産を巡る経済的な問題）から離婚はできないのだそうです。

　これらの事例からわかるのは夫婦が、アブノーマルなプレイを実行し、なおかつ長く、おだやかな愛を維持し続けるのは、たいへんむずかしいということです。
　アブノーマルなプレイにはその過激さに準じたリスクがともなうものなのですね。
　ですからビッチ妻さんからの、
「もしわたしが本当に別の男性とSEXしたとして、それで夫婦関係がよくなると思いますか？」
　という質問に対してはやはり「長期的にはあまりよくなるとは思えない」と答えざるを得ません。

　しかし、ビッチ妻さんはそれで納得できますか？
　相談を読む限り、あなたはすでにアブノーマルな性欲に開眼してしまっていて、この先も続くであろう旦那さんからの提案を断り続けることができるとは思えません。
　というかあなたの文章の行間からはむしろ「自分も変態的なセックスがしたくてしたくて仕方がない」という強烈な欲望がにじみ出てしまっています(笑)。

　だったらもうぼっちの意見なんかきいてもしょうがないじゃないですか。
　この際ですから旦那以外の男と思い切り強烈なおまんこをやってみて、いままで経験したことのない快楽を存分に味わってみたらいかがでしょう？
　たしかにぼっちの知り合いの変態夫婦は変態道を半ばにして挫折してしまいましたが、「変態道を突き進んでハッピーな境地にいたる変態夫婦」がいないとは限りません。
　リスクはリスクとして注意を払いつつ、とりあえず夫婦で変態道を突き進んでみる。
　変態夫婦による変態生活のロールモデルを構築すべく変態行為にチャレンジしてみる。
　それも人生だとぼっちは思います。
　ご健闘を祈っています。

【相談者】　恥なき子　　　　

　25才の公務員です。
　とても恥ずかしい悩みで誰にも相談できません。
　私には自分の裸や、特に性器を見られたいという願望があります。

　気づいたのは小学5年生のプールの授業のときでした。
　そのとき私が着ていたスクール水着のクロッチ部分（股布）が、性器（つまり割れ目）に食いこんでいたんです。
　わざとではありません。
　本当に「たまたま」だったんです。男子生徒たちが私の股間に視線を送りながらヒソヒソ耳打ちし合っているのをみて、自分でも「食いこみ状態」に気づきました。
　ですが、気づいていながら私はその状態を直そうとはしませんでした。
　水着越しに、ではありますが、
「いま自分のおまんこ（割れ目）が男の子たちに注目されている!?」
　そう感じて、激しく興奮していたのです。
　このとき私は自分の性癖に「目覚めて」しまったんだと思います。
　それからというもの私はわざと水着を割れ目に食いこませプールの授業を受けるようになりました。
　プールの授業のあとは、ものすごく割れ目のあたりが火照って、クリトリスが硬くなっているのがわかりました。
　まだ小学生なのに私ははっきりと欲情しており、家に帰るなりベッドにもぐりこんでオナニーをしまくりました。
（オナニーを覚えたのも、プールでの「食いこみ体験」があってからです）

　自分の性癖に目覚めてからの私は、小学校の女子トイレでオナニーしたり（本当は男子トイレでしたかったんですが、さすがにそれはできませんでした）、掃除のときパンツがみえているのを承知で雑巾がけをしてみたり、思いつく限りの「恥ずかしい行為」を実行していました。
　ですが私のキャラは決して「エロいタイプ」ってわけではありません。
　どちらかというとあまり目立たないいかにも優等生タイプの女子なのです。（それはいまでも変わりません）

　現在の私は、twitterに別アカウントをつくって、そこに私自身の裸や性器を露出した写真やオナニー動画などをアップしています。
　もちろん顔などは出していません。
　ですが、それなりにフォロワーが増えたり、メッセージがあったりして、そのときは「たくさんの人に私のおまんこが見られている!?」ということを実感して激しく興奮します。
　本当はtwitterなどではなく「直接私のおまんこを見られたい！」と思っています。
　ですが、野外露出など警察に捕まりそうなことは絶対にしたくありません。
（公務員の職を失いたくもありません）

　私には現在交際を始めて2年になる彼氏がいて、彼氏とのセックスに特に不満もないのですが、彼以外の全く知らない多くの男性たちに性器を見られたいという願望だけが日々大きくなっていく気がしています。
　もちろん彼氏には自分のそのような性癖は話していません。（いえません）。

　じつは以前に出会い系サイトを利用して、「セックスなし。クンニまではOK」という条件で募った男性と定期的に会っていた時期がありました。
　その彼は「根っからのクンニ好き」で、私の割れ目をさまざまな形に広げては、その形状を観察し、クンニをしてくれました。
　それはそれで興奮もあったのですが、続けているうちに性器を見せる相手がずっと「特定の1人の男性だけ」という状態に飽きてきてしまいました。
（それに私は「みられたい」というだけで、不特定多数の男性とセックスがしたいというわけではないので、いまはもう出会い系も利用していません）

　いまの私が実行している「変態的行為」といったら、きわどいショーツをはいて外出することくらいです。
　階段やエスカレーターを上がるとき、後ろにいる男性に「おまんこ見られているかも!?」と思うと興奮して濡れてきます。
　そして公衆トイレに飛び込み「もっと大股開きでおまんこをくぱーっと広げた姿をみられたい!!」と思いながらオナニーをしています。

　でも、こんなことばかりくり返している自分がすごく嫌になります。
　どうしてこんなに恥ずかしいことをしたいのか、自分でもまったくわかりません。
　かといってそれをやめることもできそうもありません。
　いけないこと、変態的な行為だと思うから余計に興奮してるのかもしれません。
　ぼっちさん、こんな私の性癖を治すことはできるでしょうか？




A　変態は治らない

　相談内容をみる限り、なき子さんはもうたいへん立派な変態さんです(笑)。
　といってぼっちは「変態性欲」のメカニズムについての専門的な知見を持っているわけではありません。なので「変態の治し方」についてはまったくわかりません。
　ただ、ぼっち自身も抱えている「変態的な性欲」に鑑み、（ぼっちは人間なんてみんな変態だと思っています）「自分の変態性との付き合い方」についてなら、いくらか考えがあります。
　なき子さんの参考になるかはわかりませんがきいてください。

　まず変態性欲が、「（いわゆる）ノーマルといわるような健康的な性欲」へと移行できるのか、という問題ですが、ぼっちは「それはムリだ」と考えています。
　だってぼっちだって自分自身の「変態的要素」をなんとかしようとジタバタした時期があったんです。
　ですが、まったくといっていいほどぼっちは変態のまんまでした(笑)。
　というか変態性欲というのものは「こんなに変態的なことばかり考えていてはいけない！　まともな人間にならなければ！」と自分で自分の変態性を抑えつけようとすればするほどかえって「より変態的なことしたくなってしまう」というジレンマのうちに活性化するもののようです(笑)。
　なき子さんご自身も「いけないこと、変態的な行為だと思うから余計に興奮してるのかもしれません。」と自覚しておられますね。

　では変態として生まれてしまった以上、死ぬまで変態的な行為をし続けなければ性欲が解消できないのでしょうか。
　答えはYESであり、NOです。
　くり返しになりますが、「変態からノーマルへと変わる」ことはできません。
　でも、「変態レベルをキープする」、すなわち「変態性の成長を限りなくゆるやかにする」ことは可能だと思います。
　では「変態レベルをキープする」、あるいは「変態性の成長を限りなくゆるやかにする」とはどういうことなのでしょう？

　「変態性」というものは、刺激を与えれば与えるほど（その刺激に飽きて）成長してしまうという傾向があります。
（かき子さんが「twitter露出」に飽きて「直接おまんこを見て欲しい」と欲情し、舐め犬さんとのプレイに飽きて「もっと大勢の男性のまえでおまんこをくぱあとしたい」と思ってしまったように）
　つまり「恥ずかしい行為のレベル」を一気にあげると、そのぶんだけ変態性も急成長してしまうのですね。
　成長してしまったが最後、もうそのレベルから戻れなくなるばかりか、その後はさらに「恥ずかしいレベル」をあげていかないと満足のゆく興奮を味わうことができなくなります。
　急成長を遂げた「変態性」は、かき子さん自身にもコントロールできないモンスターとなって暴れ狂うことになるでしょう。

　現在のなき子さんが設定している「変態レベルの上限」は「野外露出など法律に触れそうなプレイはNG」というきわめて穏当なものです。
　だったら変態レベルをなるべくいまのレベルにキープし、あるいは刺激の更新をゆるやかにして、「穏当な変態さんとして生きる道」を選ぶべきなのではないでしょうか。

　そのためには
「刺激のレベルをあげるときは、小刻みに」
　それを心がけてください。
　たとえば「ほとんど性器がみえそうなショーツをはいて外出する」ときも、ほんの少しづつスカートの丈を短くしてゆく、とかほんの少しづつショーツの股布を細くしてゆくとか。
　あるいはなき子さんが小学生のときそうしていたように「ショーツの股布を割れ目に食いこませる」とか(笑)。
　さまざまな工夫をしながらほんの少しづつ刺激を更新してゆく。
　そうして一生をかけてより小刻みにした歩数で変態レベルの上限に近づいてゆく。
　そのくらい気を長くもって自分の変態性と向き合ってみてはいかがでしょう。

　最後に、もしよかったらかき子さんのおまんこをアップしたtwitterの別アカウントを、DMでぼっちに教えてください(笑)。

【相談者】　クリオナ　好美

　19才のショップ店員です。
　２日前、彼氏の部屋にお泊りしてエッチをしました。
　でも彼氏はエッチが始まって間もなくわたしのフェラだけでいってしまい、そのあと眠ってしまいました。
　わたしのほうはすごくムラムラしていたので、居間に移動し、スマホでエッチ動画をみながらオナニーをしちゃいました。そのとき興奮していたせいもあって、寝室から彼氏が入ってくるのに気づかなかったんです。
「なにみてるの？」
　わたしは彼氏の声にびっくりして、すぐに動画をとめてスマホを隠しました。
（ちなみに彼氏はけっこう長いあいだ、わたしのオナニーをみていたと思います。わたしはもういく寸前でした）
　彼氏はわたしからスマホをひったくって動画をたしかめようとしましたが、ロックがかかっていてみられません。
　すると彼氏は逆切れして、
「なにみてオナニーしてたんだよ！」
　と怒鳴り、ロックを外せと迫ってきました。
　彼氏と抵抗するわたしとの押し問答が５〜６分くらい続き、ついにわたしが折れて動画をみせました。
　わたしがそこまで抵抗したのには理由があります。
　そのときみていたのが「日本人女子vs黒人男性」のかなりえぐめのエッチ動画だったからです。
　動画をみたあと彼氏が黙っているので、「怒ったの？」ときいてみると「怒ってるよ！」と怒鳴られました。
　わたしはオナニーと動画をみられたショックで彼氏がなぜ怒っているのかわかりません。
「彼氏がいるのにオナニーしたのがいけなかったの？」
「そうだよ！　人の家でオナニーなんかしてんじゃねえよ！」
　そこまでいわれてわたしもパニックになりながら、

① わたしは入れてもらいたかったのに○之（彼氏の名前）がフェラだけでいってしまったので、せめてオナニーでいってから眠りたかったこと。
② フェラでいかせてあげたうえ、ゴックンまでしてあげたこと。
③ ○之は１度いってしまうと、その夜はもう絶対に硬くならないのでいくためにはオナニーするしかなかったこと。

　などを感情的に伝えました。
　それをきいた彼氏は激怒しながらこんなことをいってきました。
「おれが怒ったのはこの動画のことだよ！　いままで好美は、黒人とかぜんぜん興味ない、大きいのは痛そうだし怖い、わたしは○之くらいの大きさが1番好きだし、１番感じる、っていってただろ！　それなのになんでこんなデカチン動画みながらオナニーしてんだよ！　はっきりいってもう好美のことは信用できない！」
　わたしは彼にあやまって、これからどうしたらいいのか聞いたところ「わからない。どうしようもない」といって寝室に戻ってしまいました。

　そのあと１人で茫然としているうち、今まで彼氏をよろこばせようとAVをみながらフェラの練習をしたり、渡辺直美のビヨンセの物まねをみた彼氏が「あれ、気持ちよさそう」というので渡辺直美っぽい動きで騎乗位をしてあげたり、彼氏の好きなスクール水着を買ってコスプレしてエッチしたり、そういう努力がすべて無駄だったような気持ちになり、泣いてしまいました。

　それから２日たったいまも彼氏から連絡がありません。
　今、恥ずかしいのとむなしさで気持ちがぐちゃぐちゃです。

　ぼっちさん。
　わたしはこれから、彼とどのように付き合っていけばいいのでしょうか。
　長文失礼しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



A　世の中にはどうしようもないこともある

　その彼氏とはさっさと別れたほうがいいと思います。
　理由はバカすぎるからです。
　以上。

（追伸）
　もし好美さんが（彼氏の推察通り）本当に「デカチン好き」なのだとしたら、今回のもめ事を奇貨としてもっと大きな器とちんこを持った男に乗り換えてみたらいかがでしょう(笑)。